電験 理論の最難関は、やはり過渡現象。
電気回路の素子(コイル、コンデンサ)の挙動の理解や、応答波形の理解、さらには微分方程式を解く計算スキルも必要になり、必要となる知識は膨大になります。
初学者の方にとっては高い壁になりますし、すでに電験3種に合格した方でも
過渡現象は苦手だな・・・
と感じている方も多いはず。
そこで、初学者の方が電験2種 一次試験に合格できるレベルまで、一貫でサポートする参考書を紹介します!
価格;3,850円(税込)
著者:ブリュの公式ブログ
出版:BOOKs Project
内容:電験2種・電験3種で出題される過渡現象の参考書。
微分・積分の基礎も収録し、初学者の方から読める参考書になっています。
電験の過渡現象の効果的な対策
過渡現象は、電験3種・電験2種 一次試験の理論科目で出題されます。
直流回路の中にスイッチがあり、スイッチを閉じる、あるいは開いた後の、過渡的な応答を解析する分野になります。
電験の過渡現象が苦手に感じるのは3つあり、
- コイルやコンデンサの影響で電流や電圧が時間的に変化するイメージを持つのが難しいこと
- 微分・積分・微分方程式など、数学が難しくなること
- 1問当たりの計算量が多いこと
が挙げられるでしょう。
しかし、過渡現象の問題は出題頻度も高く、得点源にする価値が十分にあります。
過渡現象の対策には、以下のステップで攻略するのがおすすめです。
「いきなり過去問を解く」のはお勧めしません。
過渡現象の出題パターンは多岐にわたるので、過去問の暗記だけでは当日の試験に対応できません。
過去問は基本を学んだうえで演習として活用するのがベストです。
基本的な理論の理解を深める
過渡現象を理解するためには、回路素子の動作を理解することが重要です。
直感的なイメージを理解できれば、回路の動きが手に取るようにわかるようになります。
これに加えて、過渡現象を解くのに必要な数学知識も学ぶ必要があります。
基本的な計算パターンを学ぶ
電験で出題される過渡現象は、
- $RL$回路
- $RC$回路
- $RLC$回路
の3パターンになります。
この3パターンについて、基本的な解き方、解析の方法を学びましょう。
過去問で演習する
最後に実際の問題を解いてみましょう。
電験で出題される過渡現象の問題は、時に複雑な問題が出題されます。
例えば、電験3種では応答波形の違いが問われたり、電験2種 一次試験ではダイオードが登場したりします。
しかし、こうした応用問題も、基本がわかっていればすぐに解くことができます。
過渡現象は難しい分野なので、近道は考えず、コツコツと積み上げていく方が、最終的に最短経路になるでしょう。
【電験専用】過渡現象の参考書
この3ステップを1冊にまとめたのが、こちらの参考書です。
ポイントが、
- 微分・積分といった電気数学の基礎から収録。
- さらにはコイルやコンデンサの動作を数学と紐づける直感的イメージを追求
- $RL$回路、$RC$回路、$RLC$回路の分かりやすい解説
- 平成7年度以降の主要な電験2種 一次、電験3種の過去問を収録
しました。
過渡現象に必要な3ステップをこの1冊に集約。
全体として150ページほどなので、コンパクトにまとめたオールインワンな参考書に仕上げました。
価格;3,850円(税込)
著者:ブリュの公式ブログ
出版:BOOKs Project
内容:電験2種・電験3種で出題される過渡現象の参考書。
微分・積分の基礎も収録し、初学者の方から読める参考書になっています。
過渡現象を理解するために、分厚い電気数学の参考書を学ぶ必要はありません。
本書は必要最小限の電気数学を収録し、素早く本題に入ります。
電気数学の勉強で疲れることなく、素早く過渡現象の本題に突入することで、得点までの時間を最小化しています。
まとめ
ここまで、電験で出題される過渡現象の対策方法について紹介してきました。
まとめると、過渡現象の対策の3ステップは、
- 基本的な理論の理解を深める
- 基本的な計算パターンを学ぶ
- 過去問で演習する
です。
この3ステップを1冊にまとめた参考書として、いかの参考書がおすすめになります。
価格;3,850円(税込)
著者:ブリュの公式ブログ
出版:BOOKs Project
内容:電験2種・電験3種で出題される過渡現象の参考書。
微分・積分の基礎も収録し、初学者の方から読める参考書になっています。
以上、電験の過渡現象対策について、参考になれば幸いです。