本書は初学者の方が電験3種・電験2種で出題される誘導機の問題を確実に解けるように解説した参考書です。
初学者の方が読むことを想定し、難解な数学を使わずに解説をしています。
電験3種から電験2種 一次試験、さらには二次試験を突破するレベルまでの解説しているので、将来的に電験2種の取得まで考えている方に最適です。
価格:2,980円(税込)
著者:ブリュの公式ブログ
出版:BOOKs Project
内容:電験2種・電験3種 相当の誘導機の解説
誘導機の回転原理、等価回路と重要公式、始動電流、動作点、及び電験2種 二次試験の過去問解説
基本情報
タイトル | 【電験2種・電験3種】誘導機のやさしい参考書 機械科目対策|電験3種・電験2種 一次 二次 一貫対策 |
著者 | ブリュの公式ブログ |
出版者 | BOOKs Project |
版型 | A5 |
ページ数 | 123ページ |
ISBN | 978-4-910922-16-4 |
購入方法 | Amazon.co.jp |
販売価格 | 2,980円(税込) |
本書の特徴
本書は、誘導電動機を徹底的に理解する、電験2種・電験3種 一貫対策の参考書です。
本書一冊で、
- 初学者の方が電験3種に余裕で合格し
- 電験2種 一次試験に十分な実力を身に着け
- 電験2種 二次試験突破の土台を作る!
をコンセプトに作成しました。
苦手を得意に変えて、電験の夏、電験の秋をサクッと卒業し、電験街道を爆速で駆け上がりましょう!
読んでほしい読者の方
本書は、
- これから電験3種の対策を始める方
- 電験3種受験前から、将来的な電験2種まで見据えて対策したい方
- 電験2種の受験で”ツマヅキ”を感じている方
にお勧めです。
本書を読み終われば、電験2種 二次試験の突破も目前に迫ってきます。
難解な数学は必要としません
初学者の方でも読みやすいように、難解な数学を使わずに解説しました。
最低限の、交流回路の計算ができるスキルを必要としますが、微分・積分やベクトル図の知識は必要としません。
初学者の方を含め、誰にでもわかりやすい参考書として作成しました。
一部、電験2種 一次試験の過去問解説では、微分・積分を使用していますが、誘導機そのものの理解には影響しません。
目次
各章末に、新制度となった平成7年以降の、
- 電験3種の過去問
- 電験2種 一次試験の過去問
の演習・解説を取り上げています。
第1章 誘導電動機の回転原理
第1章では、
- 誘導電動機の種類と構造(かご形誘導電動機、巻線形誘導電動機)
- 誘導電動機の回転磁界と回転原理
- 誘導電動機の回転原理
- 誘導電動機の滑りとトルク特性について
について説明しています。
第1章を読むだけでも、消去法と組み合わせれば、電験3種の問題を解けるようになります。
第2章 等価回路と重要公式
第2章では、
- 誘導電動機の等価回路
- トルクの計算
といった、誘導電動機の問題の主流となる部分を解説。
さらに比例推移や比率を用いた計算など、実践的な制御手法に関する電験の出題内容について解説しています。
また、誘導制動機、誘導発電機といった、誘導機を制動機や発電機として運転する際の動作についても解説。
電験2種や電験3種で出題される応用レベルの問題まで、深く、簡潔に解説しています。
第3章 誘導電動機の始動電流
第3章では、誘導電動機の始動電流について解説しています。
誘導電動機の始動電流を抑えつつ、始動トルクを大きくするための誘導電動機の制御方法や、工夫について解説しています。
キーワードとしては、
- 二次抵抗制御
- Y-Δ始動
- 深溝形誘導電動機
- 二重かご形誘導電動機
について、詳しい解説を収録しています。
第4章 誘導電動機の動作点
第4章では、誘導電動機の動作点について解説をしています。
誘導機には安定な動作点と不安定な動作点があり、比例推移と合わせてどのように動作点が変化していくのかを解説しています。
電験3種でも出題例のある、難易度が高めの話になりますが、ここをクリアできれば完璧です。
最終章 電験2種 二次への挑戦
電験2種 二次試験の問題を収録しています。
主に電験2種 一次試験までの知識で解ける問題をピックアップしました。
理解度の確認や、最後の実力チェックにご活用ください。
なお、本格的に二次試験対策をされる場合には、電験2種 二次試験 特化型の参考書をご活用ください。
正誤表について
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