本書は、電験2種 二次試験 機械・制御の過去問解説です。
令和6年度試験に対応しており、最新10年分(令和5年~平成26年)の過去問解説を収録しています。
基本情報
タイトル | 【令和6年度版】電験2種 二次試験 機械・制御 10年間の過去問解説 |
著者 | ブリュの公式ブログ |
出版者 | BOOKs Project |
版型 | A5 |
ページ数 | 216ページ |
印刷種別 | カラー印刷 |
ISBN | 978-4-910922-12-6 |
購入方法 | Amazon.co.jp |
本書の特徴
本書は、電験2種 二次試験 機械・制御の過去問解説です。
令和6年度試験に対応し、令和5年度~平成26年度の過去問解説を収録しています。
本書は、過去問解説に加えて、周辺知識、予備知識も含め広く解説することで、単なる過去問解説ではなく、参考書並みの解説を行いました。
それは、筆者が電験1種に一発合格できた経験から、以下の傾向が考えられたからです。
筆者が電験1種に一発合格した経験より
Q.過去問だけで合格できる は本当か?
A.過去問だけでは難しいです。
まず、電験2種の過去問だけ学習すると、虫食い状態の知識になります。
過去問で問われた内容は知っていても、少し角度の違う問題には対応できなくなります。
電験2種を突破するうえで過去問の対策は重要ですが、過去問だけで合格できるほど甘い試験ではありません。
電験2種の合格率が非常に低く、電験スパイラルに陥る方が多いのも、電験2種の厳しさを物語っています。
※電験スパイラルとは、二次試験を2回連続不合格となることで、一次試験からやり直しになること。
もし、本当に過去問対策だけで合格できるなら、電験3種並みに合格率が跳ね上がっているはずです。
Q.それなら、過去問対策はムダ?
A.ムダではありません。有効です。
過去問を解くことは、参考書などで理解した内容を、実際の出題例でどのように活用するか、という観点で非常に重要です。
筆者の場合には、
- 電験2種 二次試験の時は最新3年分
- 電験1種の時は平成21年(試験センターで公開されている過去問すべて)
まで解きました。
なお、過去問を何週も解き、解答パターンを暗記する学習方法に意味はないと思います。
Q.電験2種は難しい?
A.基礎ができていれば、難易度は高くありません。
電験2種は、合格率の低さ故、難関資格と思われがちです。
しかし、電験で出題される電気理論はすでに確立された工学分野であり、基礎を勉強すれば、本来は誰でも合格できます。
繰り返しになりますが、合格率の低さは、過去問のみによる虫食い状態の知識で試験に挑戦するからです。
知っている問題が出題されるまで何度も受験する状態では、モチベーションの維持も難しくなり、効率も悪すぎます。
本書の工夫点
本書では、以上の検討結果より、
- 過去問解説で
- 周辺知識まで解説することで参考書と同等レベルのテキストにする
ことを目標に作成しました。
本書一冊で、電験2種 二次試験 機械・制御に必要とされる幅広い知識と、過去問演習・過去問解説による実際の出題例の把握と、知識の整理が可能になります。
目次
電験2種 二次試験 機械・制御の過去問解説 最新10年分
(令和5年度~平成26年度 収録)
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